2005年09月01日

CD選びのコツ〜参考書で予習しよう

 ”聴き比べという醍醐味”でも触れましたがクラシック音楽のCDは,一つの楽曲に対して様々なアーティストの録音が存在します.ですので,購入の際,その中から1枚だけ選ぶのは,CDコレクションの楽しみの一つである反面,非常に悩ましい部分でもあります.

 ”それでは,何を基準にして1枚を選ぶのか?”

 今回はCD選びのコツの第一弾として,参考書を使う方法を紹介します.

 参考書というのは,レコード,音楽評論家の方々が書いておられる”レビュー本”のことです.所謂,”名盤○○選”といった類の本が,それにあたります.

 まったく予備知識の無い状態では,知っている人の意見を参考するのが最も手っ取り早く,確実な手段ですね.

 ところが,この手の”レビュー本”自体がまた,沢山,出版されていて,どれを読んでいいのか迷ってしまいます.

 私の経験上,一つの楽曲に対して,数枚のCDを採り上げて紹介しているレビュー本の方が便利です.1曲に対して1枚しか紹介されていないと,決め打ち的になり,自分の好みにマッチしない可能性が高くなります.複数のCDが紹介されていれば,各々についての特徴と推薦理由が書かれているため,自分の好みに近いものをその中から選ぶことができます.また,同じ楽曲で聴き比べしたくなった時にも,再び参考にできます.

 そこで,私が参考書としてお勧めするレビュー本はONTOMO MOOKの”21世紀の名曲名盤”です.この本は作曲家をアルファベット順にまとまてあって,全部で3巻になります.1巻はバッハからドビュッシー,2巻はドリーブからプロコフィエフ,3巻はプッチーニからヴォルフとなっています.1つ楽曲の対して,10タイトル程度を採り上げ,複数の評論家が点数を付けたものをランキング表示し,各々について解説を載せています.ごく最近リリースされたCDも網羅されていますし,必ずや自分の好みに近いものが見つかるでしょう.

 3冊一度に揃えるのは金額的につらい面もありますが,まずは,自分の好きな作曲家の載っている巻だけ購入して(例えば,ベートーベンの乗っている1巻とか),徐々に揃えていけばいいでしょう.

 ”名盤”というものは,いつの時代でも名盤であり,大体,どのレビュー本を見ても登場するものです.ですので,この手のレビュー本は1回購入してしまえば,ほぼ一生ものですので,参考書というよりはむしろ”バイブル”として持っておいて決して損はありませんよ.


427696130021世紀の名曲名盤 (1)
(バッハ〜ドビュッシー)
レコード芸術

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427696148321世紀の名曲名盤 (2)
(ドリーブ〜プロコフィエフ)
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427696160221世紀の名曲名盤 (3)
(プッチーニ〜ヴォルフ)
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posted by ぶちねこ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(1) | CDの楽しみ方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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